« Le Sauvage et lartifice, les Japonais devant la nature » Augustin Berque, Gallimard, 1986邦訳『風土の日本―自然と文化の通態』オーギュスタン・ベルク、篠田勝英訳、筑摩書房、1988年オギュスタン・ベルク(1942-フランス国立社会科学高等研究院教授。1984年から1988年まで日仏会館学長をつとめた。2009年福岡アジア文化賞大賞、2011年国際交流基金賞、2015年旭日中綬章、2018年コスモス国際賞など受賞多数。東北大学客員研究員、北海道大学講師、日仏会館学長、宮城大学教授として、通算十数年、日本に滞在した。フランスにおける日本学の第一人者。欧日の人間社会と空間・景観・自然に対しての哲学的思索を重ね、独自の風土学を構築し、日本文化を実証的に捉えて、日本理解に大きく貢献し、国際的に高い評価を得ている。