以下の2枚のダイヤオクトゴナルのセット です。①1806-34年頃のクレイユ窯(CREIL)のファイアンスフィーヌのダイヤ柄オクトゴナルプレートになります。裏に刻印がしっかりと入っています。1840年にクレイユとモントローが合併してクレイユモントロー窯になる前の作陶です。パールとダイヤの模様が交互にリムを彩るデザインは、1800年初期のファイアンスフィーヌのみです。クレイユ、モントロー、ショワジー、シャンティーなどでごく僅かな間だけ(1790-1825頃)作られ、王侯貴族、ブルジョワ層に愛用されました。1830年代からは大量生産に向いた半陶半磁器のテールドフェールの時代になりますので、ファイアンスフィーヌの時代は終わります。1900年代初期の復刻版オクトゴナルとは陶器の肌質が全く違います。指で弾いたら音もカーン!という感じで違います。★目立つヒビや欠けはありません。経年による小傷、所々の染み、リムの角に擦れや削れ、パールの削れ、釉薬の削げなどがあります。ファイアンスフィーヌのオクトゴナルにしては、状態は良い方だと思います。★サイズ直径約24.5cm(角から角)★時代1806-34年前後②1804年頃のショワジールロワ窯(Choisy le Roi)最古のファイアンスフィーヌのダイヤ柄オクトゴナルプレートになります。1830年代からは大量生産に向いた半陶半磁器のテールドフェールの時代になりますので、ファイアンスフィーヌの時代は終わります。1900年代初期の復刻版オクトゴナルとは陶器の肌質が全く違います。指で弾いたら音もカーン!という感じで違います。こちらのオクトゴナルは、ナンバー3の刻印のみで、窯印はありませんが、ファイアンスフィーヌのオクトゴナルは窯印がないものも多いです。窯元によってデザインが僅かに違うのでバイヤーはわかるそうです。経年による小傷、所々の染み、リムの角に擦れや削れ、パールの削れ、釉薬の削げなどがあります。ファイアンスフィーヌのオクトゴナルにしては、状態は良い方だと思いますが、お写真にてよくご確認ください。アンティークに慣れた方、ファイアンスフィーヌにご理解のある方にお願い致します。★サイズ直径約24cm(角から角)★時代1804年前後